マンボウ Hideaway号　足立六町ステーション

マンボウのお陰で快適な “行き当たりばっ旅” が出来ました。

このクラス最大級のマルチルームに12日分の“衣”類や生活用具を積み込み、西日本各地（九州や四国）の旬な海の幸を“食”べ、急な行程変更でも寝る所（“住”）に困らないキャンピングカーは、”衣食住”の備わった理想的な “行き当たりばっ旅” のツールでした。

また、ボンゴトラック特有のサスペンションの堅さは皆無で、柔らかくシットリとした乗り心地は長距離ドライブでも疲れ知らずでした。

宿泊地：淡路・中土佐・八幡浜・佐伯市蒲江・油津・指宿・阿蘇・下関市豊田・広島・滋賀草津・島田市川根

平均燃費 9.1km（高速 10.7km、下道 8.4km）

■充実の装備品■

▶エアコンや電子レンジ、65L冷蔵庫（独立した冷凍庫もこのクラスでは比較的大容量）

▶給排水タンクは外部ドアから簡単に出し入れができ楽チン。さらに20Lの大容量のため12日間水補給無し

▶シンク下の引き出し収納の１つは、２Lペットボトル（３本）用で便利

▶シンク横のタテ型調味料棚は落ちない工夫がしてあり本当に使い勝手が良い（こんな工夫にキャンピングカ　　　　　　ービルダーの気遣いを感じてしまう）

▶エントランス右側の収納庫には何とハンガーポールが設置してあり、衣服がタップリ掛けられる

▶エントランス左側のカウンターには 32インチ大型テレビと大型Bluetoothスピーカーが設置してあり、スマホで音楽も楽しめる

▶運転席にはスマホホルダーとUSBソケット（2口）があり給電が楽

▶モニターカメラ式のバックミラーは広角映像で鮮明。ただし夜間は見えづらいので注意

■あると便利なグッズ■

▶立派な２口ガスコンロはなぜか使用不可のため、IHコンロが用意してある。鍋類はIH対応の物が必要

▶ダイネットベッドは作りやすく十分な広さだが、完全なフラットではなく７～８㎜の段差があるのでインフレーターマット（幅90㎝×長195cm）を敷いて解決（ベッドパッドや寝袋等では少し気になるかも）

▶運転席シートはボンゴトラック席流用のためクッション性に劣るので、ジェルクッションは必須

以上、ほとんどケチのつけようもなく良く仕上げられたマンボウですが、唯一の欠点（私見）があります。

それはバンクベッドの高さ不足です。広さは十分なのですが、出入りするのに高等テクニックを必要とする程の低さです。スタイル重視で機能性を犠牲にした結果でしょうか？（高さ的にはAMITYぐらいあれば良いのですが・・・）と言うことで、バンクベッドは大収納庫か子供用と割り切ってしまえば全く問題ありません。

最後に、旅行中チョットしたトラブルで「２４時間電話サポート（フリーダイヤル）」を利用しました。電話はスグに繋がり、即対応していただきました。そのお陰でフェリーに乗り遅れることなく無事乗船できました。

皆様、「車検証」はフカフカの肘掛けクッションの付いたデラックスコンソールの中にあります。

【写真】①佐賀関　②別府　③阿蘇中岳　④角島大橋