キャンピングカーのサイドブレーキの解除方法についてご説明します。
えっ、サイドブレーキの解除方法?普通に解除すればいいんじゃないの?なにか特別な方法でもあるの?と思うかもしれません。
なぜここでサイドブレーキの解除方法を書くかというと、「サイドブレーキが解除できません!」という問い合わせの電話がよくあるからです。
パーキングブレーキは車によっては色々なタイプがあり、足で踏んでかけるフットブレーキ、手でかけるハンドブレーキ、日産リーフに採用されている電動パーキングブレーキなどいろいろ。
キャンピングカーには運転席の左側にあるサイドブレーキが多く使われています。
最近の乗用車はフットブレーキが多いのでサイドブレーキはほとんど使ったことがないという方も多いと思います。最近サイドブレーキの車に乗っていない人はぜひこのまま読み進めてくださいね。
サイドブレーキの解除ができないのは2つのパターンがあるようです。
1つはブレーキを引く力が足りなくて解除できないパターン
もう1つは可倒式ノブを使いブレーキがかかったままレバーを下ろしているパターンです。
ブレーキを引く力が弱くて解除できないパターン
簡単に解除の仕方を説明すると、
1,左手でブレーキレバーを握る。
2,先端のボタンを親指で押しながら上に引っ張る
3,カチャといってブレーキが解除される
4,レバーを下ろす。
サイドブレーキをかけるときに強く引っ張ってかけた場合は、解除するときも強く引っ張らないと解除できません。
サイドブレーキをかけた人が筋肉隆々でマッチョな人だと、引く力も強いのでサイドブレーキも強くかかっています。次に運転する人が草食系で痩せた男子の場合、解除しようとしても力が足りなくて解除できない場合があります。
可倒式サイドブレーキで解除できないパターン
キャンピングカーによってはサイドブレーキが可倒式のレバータイプのものがあります。
可倒式のレバータイプとはどのようなものかというとサイドブレーキをかけたままレバーを倒すことができるブレーキです。レバーの根本近くに可倒式ノブがついていてこれを引くとサイドブレーキがかかったままレバーだけが下がります。運転席で横になるときにブレーキレバーが邪魔になるのでブレーキをかけたままレバーを下ろすことができるのです。
ブレーキレバーが降りているのにブレーキがかかったままなのでブレーキが解除でいないと勘違いしてします。
サイドブレーキを解除する上で注意することはしっかり解除すること。メーターパネルのブレーキ警告灯が消えているのを確認してから出発しましょう。解除したつもりでも最後までレバーが降りてなくて少しブレーキが掛かった状態で走ってしまう恐れがあります。
サイドブレーキの車をあまり乗ったことがなくて初めてキャンピングカーに乗る場合はブレーキの解除方法を頭の片隅に入れておいてくださいね。