キャンピングカーの旅行と温泉は切っても切れない関係です。
キャンピングカーにシャワーがついていれば汗を流すことができますが、
すべてのキャンピングカーにシャワーがあるわけではありません。
シャワーがないキャンピングカーの場合、お風呂はどうするのかというと
日帰り入浴できる温泉に入るのがいいですね。
ありがたいことに日本は温泉天国でどこかしらで温泉が湧き出ています。
キャンピングカーで旅行していたら、移動中に1つや2つは温泉があると思います。
シャワー代わりに温泉に立ち寄って汗を流すといいです。
500円~1500円くらいで日帰り入浴可能な温泉に入ることができます。
源泉かけ流し温泉がいい
日帰り温泉に入るなら源泉かけ流しの温泉がいいです。
湧き出たばかりのお湯がコンコンと湯船に流れ込み、浴槽からお湯があふれでている。
お湯加減を確かめつつ、つま先からそーっとお湯につかっていく。
最初は熱いが我慢して足、腰、胸と入っていくと、ジユワ~っと温泉のパワーが体に染み込んでくる。
肩までお湯に浸かる頃には疲れやストレスがすでに消えてなくなっている。
源泉かけ流しは最高だ!と思わず叫びたくなります。
露天風呂も最高
開放感あふれる露天風呂もまたいいですね。
露天風呂は雪景色、新緑、紅葉、etc、四季それぞれの景色を楽しめます。
真っ赤に木々が色づいた紅葉時期、露天風呂に入っていたらもみじの葉っぱが1枚ひらひらと落ちてきて、乳白色のお湯に浮かんだとき、
日本に生まれて良かったなぁ、としみじみ感じます。
循環式の温泉
残念ながらすべての温泉が源泉かけ流しというわけではありません。
湧出量が少ない温泉や、ホテルなど規模の大きな温泉でお湯が足りていない場合、お湯を循環しているところがあります。
脱衣所で浴衣を脱ぎ、手ぬぐい片手に浴場のガラス扉をガラガラガラと開けた瞬間、プールの匂いがしてきたとき、一気にテンションが下がってしまいます。
お湯を循環しているお風呂ではレジオネラ菌が繁殖しないように塩素消毒していて、プールの匂いはこの塩素が原因です。
ホテルや旅館に宿泊した時にはそこのお風呂が循環式でプール臭くても入らなければなりませんが、キャンピングカーで旅行するときにはどこでも好きな温泉に入れるので、源泉かけ流しの温泉に入りたいものです。
すすすめの温泉
ここで1か所僕が気に入った温泉を紹介します。
温泉は全国に無数にあってそれぞれに特徴があり、
人によって好き嫌いがあると思いますので参考程度にしてください。
僕のおすすめの温泉は長野県にある白骨温泉です。
名前からしてガイコツを想像してしまいますが「しらほね」と読みます。「ハッコツ」ではありあせん。
乗鞍高原から近く、山の奥深くにひっそりとある温泉街です。
温泉街と行っても数件のホテルや旅館があるだけの小さな温泉街です。
白骨温泉の何がいいのかというとお湯がとてもいい。
牛乳が入っているんじゃないかというくらいに白濁したお湯はカルシウム分が豊富に含まれていて、
そのカルシュウム分が浴槽や床にびっしりと付着しています。
浴槽や床がカルシュウム分で覆われ、白く骨のようになってしまっているのです。
温泉の中にカルシュウム分がかなりの濃度で含まれているのでしょう。
お湯は飲泉することができ、お腹にも良いそうです。
温泉のお湯で作ったおかゆ、温泉粥が白骨温泉の名物です。
白骨温泉には「泡の湯」と言う日帰り入浴できる露天風呂があります。
温泉好きなら一度は白骨温泉に行ってみるといいですよ。
キャンピングカーの旅行と温泉めぐりは相性ぴったり。
温泉にはリラックス効果や美容効果、疲労回復などいろいろな効果があり、
キャンピングカーの運転で疲れたときも途中で温泉に入って疲れを取るのもいいですね。