始めたきっかけ

キャンピングカーレンタルを始めたきっかけ

なぜ、キャンピングカーレンタルを始めたのかお話します。

もともとアウトドアが好きで自転車旅行、登山、スキー、オフロードバイクをやっていました。
旅行する時はテントと寝袋を持って行ってどこでも泊まる旅をしていました。

しかし、結婚してからテントで泊まる旅行が出来なくなってしまいました。
妻がインドア派で、しかも虫が苦手なためテントに泊まって旅行することが嫌だったのです。

そこで、キャンピングカーならアウトドアが苦手でテントに泊まったことがない妻でも楽しめるのではないかと思い、
ニュージーランドに旅行する際、キャンピングカーを借りて旅行しました。

自然が美しいニュージーランドの旅

ニュージーランドはキャンピングカーが盛んで、町にはキャンピングカー専用のキャンプサイトがあるほどのキャンピングカー天国。
ルピナスが一面に咲くお花畑やエメラルドグリーンの湖の湖畔で泊まったりとキャンピングカーの旅行を満喫しました。

アウトドアの苦手な妻も大満足でとても楽しい旅行となりました。

この旅をきっかけに日本でキャンピングカーのレンタルを普及させよう。
そしてキャンピングカーに乗ったことのない人にキャンピングカーの楽しさを体験してもらいたい。
そんな思いが湧き上がるようになりました。

そして、キャンピングカーを1台購入しました。
キャンピングカーで各地を旅行したり、レンタルについて調べたりしてキャンピングカーレンタルの準備をしました。
2年後、レンタルの事業を始めました。

予想外だったキャンピングカーレンタルの人気

最初は1台で始めましたが、人気があるため予約をお断りすることが多くなってきました。
そこで、さらに多くのお客様に利用してもらいたいと思い、車両を4台に増やしました。

しかし4台でレンタルしているうちに問題点が出てきました。

まず1つの問題点は、横浜で営業をしているのですが、東京、千葉、埼玉、静岡県からわざわざ弊社のキャンピングカーを借りに来る人がいるのです。
キャンピングカーを貸し出している会社が少ないため、1時間以上の時間をかけてレンタカーを他県から借りに来ているのです。
もっとお客様の家の近くでキャンピングカーを貸すことができないかという問題にぶつかりました。

また別の問題は営業時間の問題です。レンタルをしていた時の営業時間は朝8時~夜20時でした。
でももっと朝早く出発したい、もっと遅くに返却したいという希望が多くありました。
朝8時にキャンピングカーを借りて朝の渋滞ラッシュにハマってしまったお客様や、帰りの高速道路渋滞で夜11時近くになってしまったお客様もいました。
そこで、早朝や深夜でも借りることが出来るようにコンビニエンスストアみたいに24時間いつでも貸出する方法はないかと考えました。

そこで考えたのがカーシェアリングにすることです。

カーシェアリングの導入

カーシェアリングとは入会した会員が好きな時間にホームページ上で予約を入れ、車を使用するシステムです。
24時間借りることができ、店員がいなくても会員カードでドアの鍵を開けて使うことができます。

カーシェアリングなら駐める場所さえあれば横浜だけでなく全国でキャンピングカーを貸し出すことが出来ます。
また、24時間利用が出来るのでお客様の希望する時間に貸出、返却が出来ます。

しかし、カーシェアリングのシステムを導入する際、いろいろと不安がありました。

利用者が以前より少なくなるのではないか。
貸出前にキャンピングカーの使い方の説明をしなくても大丈夫か。
車の傷のチェックはどうすればいいのか。
セルフなのでひどい使われ方をするのではないか。
車両が盗難されるのではないか。

などなど不安点をあげるとキリがありません。

カーシェアリングの利点

しかし、実際やってみると不安は思い過ごしであることがわかりました。

カーシェアリングにした当初は利用者が少なかったのですが、時間が経つに連れ、以前と同じくらい車の稼働率が上がりました。
キャンピングカーの使い方の説明に関しては事前にホームページを見て使い方を知っていたり、車内の取扱説明書を置いてあるので問題はありません。
車の傷のチェックは車内にキズチェック表を置くことで解決しました。乗る前にチェック表にないキズがあった場合は連絡してもらうようにしました。

セルフなので使い方が荒くなるのではないかと心配していましたが、レンタルの時よりもキレイに掃除して返却してくれるのです。
車両の盗難もカーシェアリングの車載器に不法に侵入した際の通報装置や車両が盗難された際の探索機能があるために安心です。

これでカーシェアリングの不安が解消し、今ではカーシェアリングにしてよかったと改めて思います。

カーシェアリングのシステムにしたので誰でも簡単に、キャンピングカーを貸出しすることが出来るようになったのです。

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