夫と妻の長期休みが偶々重なることになった2018年10月。
おそらく今後二度と訪れることはないであろう奇跡!
この貴重な1週間に何をしようか?
いつもだったら絶対できないことをしよう。
やっぱり旅行?
でも普通の旅行じゃつまらない。
じゃあ・・・キャンピングカーで旅行をしよう!!
行先は北海道に決定。
大洗から苫小牧までフェリーで行き、
そこから車で2日かけて函館へ、
函館から青森までまたフェリーに乗り、
そこから2日かけて東日本縦断の計4泊5日の計画。
え~・・・結構ギリギリの日程じゃない?大丈夫?
少し不安を感じながらも、
家族4人分の服やら布団やら調理用具やらを詰め込んで出発。
ちゃんと運転できるか心配だったけど、
運転席は見晴らし良く、ミラーも大きくて見やすい。
長さは4.69メートルで普通車と変わらず、バックモニターもついてるので駐車も楽。
ハンドルは低い位置にあって長距離運転でも疲れは全然無し。
2時間かけて東京から大洗に到着。
さんふらわあ号の大きさに子供も驚嘆。
18時間かけて船で苫小牧港へ。
そこから富良野へ向けて出発。
北海道は平野部は道が広くて真っ直ぐ。そして一般道なのに信号が全然見あたらず!
キャンピングカー初心者にはうってつけでした。
ただ、皆さんビュンビュン飛ばすので、そこはついて行けずにのんびりとドライブ。
途中地元の温泉に浸かって、着いた先は千望峠駐車公園。
この日はここで車中泊。
小さな宝石箱をひっくり返したような上富良野の夜景がとても綺麗でしたが、
それよりも綺麗なのは街の明かりも消えた真夜中の夜空の宝石箱。
冬の大三角もダイヤモンドも、手を伸ばせば届きそうな程近くに輝いていました。
次の日は鮭の遡上を見に、石狩市の厚田公園キャンプ場へ。
残念ながら鮭の姿を見ることは叶わなかったのですが、
秋晴れの中、紅葉がとても綺麗で爽やかな時間を過ごせました。
少しがっかりしながら山道を走っていると、海を見下ろせる小さな展望台を発見。
雲の隙間からヤコブの梯子が海に降りているさまは荘厳そのもの。
期せずして素晴らしい景色が見れました。
せっかくなので、テーブルを出し、お湯を沸かしてカップラーメンでお昼ご飯。
有名店よりも美味!
その後函館方面へ。
ドライブ中も、平地にどか~んと聳える山や、山頂から望む小樽市街等、
予定外の景色ほど絶景でした。
4日目は函館からまたもやフェリーで青森へ。
今回は3時間半ほどの短い船旅で、青森港到着時はちょうどお昼時。
今までと打って変わって繁華街を運転することになり、
少しドキドキするも無事駐車完了。
お昼ご飯にはのっけ丼という、バイキング方式の海鮮丼をチョイス。
刺身の1枚1枚がでかい!!
迷った挙句、ほぼいくらとマグロという組み合わせになってしまって少し後悔。
次回は鯵や鯛、海老にも挑戦したいところです。
夜は仙台でお風呂に入り、福島県に入ったところでPAの端っこで就寝。
最終日は猪苗代湖でウェイクボード。
雲一つない見事な秋晴れの中、海のように広い湖面がダイヤモンドのようにキラキラ。
水は透き通るエメラルドブルーで、まるで宙に浮いているような滑走体験ができました。
その後、東北道で帰路へ。
段々車の量が増えていく度に、現実に戻ってきつつあることを思い知らされるようで寂しい気分。
そして首都高で渋滞にはまりアチャーでしたが、
数え切れないほどたくさんの楽しさと少しの改善点をお土産に、無事に横浜到着。
次はどこへ行こうかな・・・