夏休みに、孫といっしょに糸島へキャンピングカーで旅をしました。
朝早く家を出発すると、窓の外にはどんどん広がっていく海や山の景色。普段の車とはちがって、中で横になったりテーブルでおやつを食べたりできるので、孫はとてもわくわくしていました。
糸島に着いてまず訪れたのは海辺でした。白い砂浜と青い海が目の前に広がり、孫ははだしになって波と追いかけっこをしました。小さな貝がらを拾っては「これ、おばあちゃんにあげるね」とうれしそうにポケットに入れていました。その姿を見て、自然の中で遊ぶ時間の大切さをあらためて感じました。
お昼ご飯はキャンピングカーの中で簡単な料理をしました。外でとれたての野菜や魚を買ってきて、孫といっしょにサラダや焼き魚を作ると、ふだんよりずっとおいしく感じました。自分で手伝った料理をほおばる孫の笑顔は、とても輝いていました。
夜になると、海辺の駐車場に車をとめて、満天の星空をながめました。孫は「星が落ちてきそう!」と目を丸くしていました。都会ではなかなか見られない景色を、肩をならべて見上げられたのは本当に幸せな時間でした。
今回の旅で、キャンピングカーはただの移動手段ではなく、家族の思い出をつくる小さな家だと感じました。
孫と笑い合い、自然にふれあいながら過ごした時間は、何ものにも代えがたい宝物です。またいつか成長した孫と、同じ道を旅できたらと思います。