冬はFFヒーターがあったり、断熱がしっかりしているのでキャンピングカーは快適に泊まれます。しかし、真夏の夜にキャンピングカーで泊まるときは暑さ対策をする必要があります。
家庭用100Vの電源で稼働するエアコンがついていて、100Vの電源をとることができれば快適に眠ることができます。
キャンピングカーに100V用のエアコンがついているわけではありません。
今回は夏のキャンピングカーで涼しく泊まる方法を考えます。
緯度の高い場所に旅行する。
夏の旅行計画を立てる際に、緯度の高い地域(北海道や東北地方)に旅行するのが一番いい方法です。
北海道や東北地方は夏でも夜になると涼しいので暑くて眠れないということはありません。
では、北海道や東北地方以外に旅行する人はどのような対策をすればいいのでしょう。
標高の高いところで泊まる。
標高の高いところで泊まると涼しいです。
標高が100m高くなるごとに気温は0.6℃下がります。
標高1000mでは地上よりも6℃低くなります。
平地の気温が30℃だとしても標高1000mでは24℃なので快適に眠れます。
長野県の戸隠高原は標高1000m~1200m、富士五湖の標高が900m、軽井沢の標高が900~1000m。
標高の高い地域に旅行すると涼しいです。
たとえ、標高の高い地域でない場合でも、泊まるときには少しでも標高が高いところまで走って泊まるといいです。
300m高くなれば平地よりも2℃くらい気温が低くなります。
川のそばで泊まる。
川や湖、海などの水辺で泊まると空気が水で冷やされて涼しくなります。
特に渓流沿いは川の水が冷たいので、さらに空気も涼しくなります。
周囲が緑で囲まれた場所で泊まる
オートキャンプ場など芝生の上や周りが木々に囲まれた場所に泊まるといいです。
植物が呼吸することにより水分が蒸発し、周りの熱を奪って涼しくなります。
アスファルトで囲まれた場所は避けたほうが良い
アスファルトで囲まれた場所は避けたほうがいいです。
日中は太陽の光を浴びたアスファルトは熱をため込みます。
逆に夜になると日中にため込んだ熱を放出してしまいます。
アスファルトが暖房器具のような役目をしてしまい、夜になっても気温が下がりません。
特に、高速道のパーキングエリアは暑いです。
仮眠している大型トラックや車中泊をしている乗用車が、
アイドリングをしてエアコンをかけているので、
その排熱が加わって余計に暑いです。
真夏にキャンピングカーで泊まるときにはちょっと工夫することで快適に眠ることができます。