キャンピングカー旅行中もテレビが見たい!
キャンピングカーの旅行中もテレビが見たいですよね。
キャンピングカーのテレビは自宅で見るテレビとは違う点がいくつかあります。旅行中に見たかった番組が見れなかった、と残念な思いをする前にキャンピングカーのテレビについて知っておくといいです。
今回はキャンピングカーのテレビについてお伝えします。
まずはテレビの電源を入れる
キャンピングカーレンタル中のお客様から「テレビが見れません」というお問い合わせで一番多いのがテレビの電源が入っていないことです。
自宅のテレビはリモコンのスイッチを押すだけでテレビがつきますが、キャンピングカーの場合は100Vの電気を流す必要があります。
キャンピングカーの電気は12Vなのでテレビを見るにはインバーターのスイッチを入れます。
インバーターとは12Vを100Vにする機械です。
インバータースイッチ
インバーターのスイッチを入れてはじめてコンセントに100Vの電気が流れます。
キャンプ場などに泊まっていて外部から電源を取れる場合は外部から100Vの電気を引いてもいいです。
コンセントに電気が流れたらテレビの主電源をいれます。
テレビの入力を切り替える
自宅のテレビはリモコンでチャンネルを変えれば番組を見ることができますが、
キャンピングカーの場合はテレビのリモコンではチャンネルを変えることができません。
ここが自宅のテレビとキャンピングカーのテレビの大きな違いです。
テレビリモコンの入力切り替えで、ビデオ、入力1,入力2,HDMIなどチューナーが接続されている入力に合わせてください。
左がテレビのリモコン 右がチューナーのリモコン
チューナーの電源を入れる
入力を切り替えたらチューナーの電源を入れてください。
チューナーとはアンテナをテレビ電波の周波数に合わせる機器です。
キャンピングカーの場合、いろいろな地域でテレビを見るため地域の電波に合わせる必要があるのです。
自宅のテレビはチューナーが内蔵されていて設置したときに周波数を合わせているのですぐに番組が見れます。
チューナーで地域の電波に合わせる
チューナーが地域の周波数にあっていない場合はチューナーのリモコンで周波数を合わせてください。
チューナーによっては自動で周波数を合わせるものもあります。
チューナーのリモコンで番組を選択
地域の周波数に合わせたらチューナーのリモコンで番組を選択します。
地域によって番組は異なるので、大阪でテレビ東京を見ようと思っても見れませんので(笑)
音量を大きくしたりとか画面を明るくしたりとかはテレビのリモコンで操作してください。
以上は家庭用のテレビにチューナーを接続している場合の例です。
キャンピングカーによって接続方法は異なっていて、別の方法もあります。
テレビの画面にカーナビのテレビ画像を映している場合
テレビにカーナビの画像を映しているタイプもあります。
この場合、走行中はいいのですが駐車中にエンジンを切るとカーナビも電源が切れてしまうためテレビが見れません。
エンジンをかけずにキーの位置をACCにするとカーナビの電源が入り、テレビが見れますが、メインバッテリーが上がってしまうのでご注意を。
カーナビの電源をサブバッテリーから取れるように切り替えるタイプの場合はエンジンを切っていてもテレビが見れます。
番組が視聴できない場合があります。
山間部やへんぴな場所、ビルに囲まれた場所ではテレビ電波がとどかないときがあります。この場合は当然テレビ番組も見れません。
ラジオは聞こえるのになぜテレビが映らないのでしょうか?ラジオの電波は建物や山でも回り込んで届くため聞こえるのです。
キャンピングカーの旅行中は番組が見れない場合もあるので、どうしても見たい番組がある場合は自宅のテレビで番組録画をしておいたほうがいいです。
最後に
今までテレビについて書いてきましたが、僕としてはせっかくキャンピングカーで普段の日常から離れているのにテレビを見て時間をつぶすのはもったいないです。
仲間や家族と会話する時間、自然と触れ合う時間を大切にしたほうがいい思い出になると思います。