キャンピングカーで神奈川県を観光するときにおすすめのルートを紹介します。
1、立石~鎌倉~江ノ島
立石海岸
立石という名前の通り、海から岩が立ち上がり,周辺の奇岩と絶妙な美しい風景を作っています。
相模湾の向こうには富士山が見え、絶景の写真スポットになっています。
特に夕暮れは真っ赤に染まった空に富士山や奇岩のシルエットが浮かび上がり見ものです。
海岸沿いに小さな公園があり、12月~2月は水仙の花が楽しめます。
県立の駐車場に停めて周囲の散策ができます。
鎌倉
大仏、鶴岡八幡宮、長谷寺、小町通りなど見どころが沢山ありますが、周辺道路は大変狭いです。
メイン道路である鎌倉街道から一歩奥の道に入るのはキャンピングカーにとって大変危険です。
鎌倉を観光するなら駐車場にとめて、歩いて観光するか、江ノ電に乗って移動するか、レンタサイクルで観光するのがベスト。
間違っても裏道等にキャンピングカーで侵入しないほうがいいです。
余裕があれば鎌倉駅から横須賀線に乗って北鎌倉駅で降り、周辺の寺院を回るといいです。
円覚寺、建長寺、明月院等有名なお寺が北鎌倉駅周辺にあります。
国道134号線
鎌倉から国道134号線を通って江ノ島に向かう道は海岸線の向こうに江ノ島、富士山が見えて絶景の写真ポイント。
海ではサーファーが波乗りをしていて湘南らしい風景です。休日は渋滞することが多いです。
交通量も多く車を一時停止するのも難しいので眺めるのはキャンピングカーの中からになります。
ゆっくり写真を撮るなら七里ヶ浜海岸駐車場にキャンピングカーを停めるといいでしょう。
江ノ島から先の平塚方面は防砂林が植えられていて海を見ることができなくなります。
2,西湘バイパス
国道134号線を走行していくと大磯あたりから西湘バイパスになります。
海岸線沿いの有料道路は相模湾と海岸線を眺めながらの気持ちのよい直線道路が小田原まで続きます。
途中に水泳大会で有名な大磯ロングビーチがあります。
3,箱根~伊豆スカイライン
箱根は神奈川県を代表する観光地で今さら説明するまでもないですね。
山道が多いのでキャンピングカーは上りに苦労するかもしれません。
注意するべきは下りです。エンジンブレーキを活用し、スピードを落として走行しましょう。
特にターンパイクは急勾配でカーブが少ない下り坂なのでキャンピングカーは注意が必要です。
伊豆スカイライン
神奈川県からはみ出てしまいますが、箱根峠から伊豆スカイラインの韮山峠くらいまで尾根沿いに道が作られ、
周囲は背丈の低いクマザサで覆われ高い木がないので見晴らしよくドライブを楽しめます。
夜は三島市や熱海の街の明かりがキラキラ宝石のように輝いてきれいな夜景スポットになります。
伊豆スカイラインはバイクやスポーツカーが多く走っているので後ろにピッタリつかれてしまったら先に行ってもらったほうがいいですね。
4,東京湾岸エリア
アクアライン海ホタル~横浜ベイブリッジ
アクアライン海ほたるから横浜ベイブリッジまでの湾岸線は一度は走行したい道路です。
海ほたるは東京湾に浮かぶパーキングエリアで360度パノラマの景色が楽しめます。
ベイブリッジからは東京湾と大桟橋、みなとみらい地区が見渡せます。ループ状の道路を下ると大黒パーキングがあります。
ベイブリッジは風が強いためキャンピングカーの走行には十分注意が必要です。
横浜観光
みなとみらい地区、赤レンガ倉庫、大さん橋、山下公園、中華街、港の見える丘等見どころはたくさんあり、
キャンピングカーで回るには非効率的、コインパーキングに出し入れしているとそのたびに1000円くらいかかってしまうので、
どこか1ヶ所に駐めてレンタサイクルを利用するのがオススメ。
横浜コミュニティサイクルという乗り捨てができるシェア自転車があります。
乗り捨てができるので行くところまで行って帰りはあかいくつ号という観光周遊バスで戻ってくるのもいいかもしれません。
赤レンガパークに海上保安資料館横浜館という資料館があり、平成13年に発生した北朝鮮工作船事件の資料が展示してあります。
赤レンガパークの華やかな雰囲気とは裏腹に資料館の中は当時の事件そのままタイムスリップしたかのような緊迫感が漂い、一見の価値があります。
5,横須賀~城ヶ島
横須賀
横須賀は米海軍基地の街、汐入からでている軍港めぐりのクルーズがおすすめです。
横須賀基地に泊まっている米海軍のイージス艦や潜水艦、自衛隊の艦船を間近に見ることができる人気のクルーズです。
土日祝日は混雑するので予約しておいたほうがいいです。
三笠公園には日露戦争のときに活躍した戦艦三笠があり、戦艦の中を見学できます。
久里浜東京湾フェリー
神奈川県から南房総に行くなら東京湾フェリーがおすすめです。
乗船時間40分ですが、プチ船旅を味わうことができます。
フェリーにキャンピングカーを積み込むを待っていると、これから旅立つワクワク感が味わえます。
アクアラインが開通して手軽に房総半島にいけるようになりましたが、フェリーに乗るのも楽しいものです。
三浦半島を南下して城ヶ島まで走行する場合は国道134号線を通るのもいいですが海岸線沿いの道を通るといいです。
国道を走るよりもちょっと遠回りになりますが交通量も少なく、左手に東京湾、房総半島を眺めながらのんびりとしたドライブを楽しめます。
城ヶ島に近づくと三浦丘陵を走りキャベツ、大根、スイカ等の畑の風景が広がります。
城ヶ島は公園になっていて散歩するのも楽しいです。
マグロで有名な三崎港でマグロ丼を味わうのもいいかもしれません。
神奈川県での車中泊スポットは
RVパーク
オートキャンプ場
道志川沿いや丹沢小周辺等丹沢西武の丹沢山周辺に数多くあります。