お客様に「なんでガソリン満タン返しじゃなくて1/2以上返しなのですか?」とよく聞かれます。また、貸出時に「ガソリン満タンになってないよ~」と電話をいただきます。
ここではなぜロードクルーズのレンタカーが満タン返しではないのかご説明します。
満タン返しの悩み
当初、レンタカーとして貸し出していたときには、他のお店と同じように満タン返しでした。しかし、満タンから1目盛りくらい減った状態で返却されることが多くありました。お客様に満タンでないことをたずねると、「ちゃんと満タンにしたよ」と答えが帰ってきました。
コンパクトキャブコンの場合、ガソリンタンクの上ギリギリに架装されているので給油口のノズルがうまく入らず、満タンになる前に給油がストップしてしまうのです。
そのたびにガソリンを給油しなければならず、困っていました。
何かいい方法はないものか。
そこで、満タン返しではなく、ガソリンを入れずに返却し、貸出時もガソリン満タン状態ではなく貸し出したらどうだろう。と考えました。
しかし、ガソリンタンクがほとんど空の状態で返却されるのも困るな、と思いました。お客様がキャンピングカーを借りていくらも走らないうちにガス欠で止まってしまっては困ります。
そこで考えたのが1/2以上で返却するということです。
1/2以上だったら目盛りを見ればガソリンが足りているか、少ないか正確にわかります。
また、返却時間ギリギリのとき、慌ててガソリンスタンドで満タンにしなくても、帰りの高速に乗るときに給油すればそのまま返却ができます。
こうして、ガソリン1/2以上で返却するようにしました。
貸出場所によっては満タン返しの場合もありますので各車両の紹介ページでご確認ください。
1/2以上返しは馴染みがないと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。