キャンピングカー初体験
この冬、大人4名子ども3名、赤ちゃん1人の2家族8名で初キャンピングカー体験をしました。
出発当日、到着したキャンピングカーの大きさに大人も子どもも大興奮!
キャンピングカーと言えば白のイメージですが、
今回レンタルしたのはモスグリーンと白のツートンカラーで、
ちょっぴりレトロで可愛い外観。
まずは、昔のお屋敷の執事が持っているようなすごい鍵束の中から、
やっとのこと1つを選んで乗車口のドアを開けます。
キャンピングカーにはたくさんの扉があって、
その全てに鍵がついているので、
鍵が驚くほど多いのです。
さて、
2段ほどのステップを上がって車内に入る感じは、
マンモグラフィーか胸部エックス線検査の車のよう。
乗車口の横には小さな靴箱もあって、
靴を脱いであがるので、
自然に「お邪魔しま〜す」という声が上がります。
車内には、大きな窓、棚、食堂車のようなテーブル、
小さなコンロとシンク、奥には寝台車のような2段のベット。
テーブルの周りをぐるっと囲んだ座席はフカフカで、
とても座りごこちが良いものでした。
さあ、いよいよ出発です。
動き始めはそのダイナミックな揺れに、
荷物や水筒が転がって、
一同みんな地震体験コーナーに来たかのようにテーブルや座席にしがみつきました。
乗用車とも列車とも違う移動感覚で、
フェリーに乗ったような気分です。
でも、
しばらくするとみんな慣れて、
広いテーブルで向かい合ってカードゲームをしたり、
お湯を沸かしてお茶を入れたりと楽しい歓談タイムを満喫します。
いろいろなスイッチがあちこちにあるので、
暖房や照明をつけるのも、
ひとつひとつが謎解きのようで、
首尾よく発見できるとみなで拍手喝采です。
移動がまるごと楽しい旅行体験でした。
生後5ヶ月の赤ちゃんも、
みんなの顔が見えたり、大きな窓からの景色が心地よいのでしょうか。
一度もぐずることなく、
寝たり起きたり機嫌よく過ごしてくれました。
夜は、5人がキャンピングカーで寝袋で寝ました。
雪遊びに来ていたため、外は相当冷えていましたが、
明け方に少し暖房を入れたぐらいで寝ることができました。
運転席の上がダブルベットほどの広さの寝室になり、
子どもたち3人で広々寝ていました。
帰りは雨風ともに激しいあいにくの天気になり、
横揺れには少々悩まされましたが、
赤ちゃんからばあばまで、誰もが大満足のキャンピングカー初体験となりました。