車に居住空間がくっついたようなキャンピングカーのエアコンはどうなっているのでしょう。
キャンピングカーによってエアコンはいろいろと種類があります。
エバポレーターを増設したもの。
エバポレーターとは家庭用のエアコンで例えると室内機のことです。
リアエアコン吹き出し口
キャブコンはトラックに居室をくっつけた構造なので、元々のカーエアコンは運転席と助手席を冷やすために作られています。
エバポレーターを増設したタイプは、元々ついているトラックのカーエアコンに室内機を増設しています。
トラックのカーエアコンは助手席と運転席の小さな空間を冷やすために設計されているので、そこにエバポレーターを増設しても、車内の冷えはそれほど良くありません。
また、エバポレーターを増設したものはカーエアコンと連動しているためエンジンを止めてしまうとエアコンが使えなくなってしまいます。
真夏の暑い時期、寝ているときもエアコン使いたいですよね。
家庭用エアコンを取り付けたキャンピングカー
そのため、最近は家庭用のエアコンをキャンピングカーに取り付ける例が増えてきました。
クレアEvolutionのエアコン
家庭用エアコンのいいところは車外から電源をとればエンジンを切っていてもエアコンが使えること。
オートキャンプ場やRVパークで電源をとれば就寝中でもエアコンが使えます。
寝苦しい真夏の夜にエアコンが使えるのはありがたいですね。
しかし、家庭用のエアコンは100Vの電源を使用しているため走行中は使えません。
走行中に家庭用エアコンが使えるキャンピングカー
家庭用のエアコンでも走行中に使えるのが藤沢長後店のクレアEvolutionです。
走行中にオルタネーター(発電機)から生み出された12Vの電気を家庭用100Vに変換してエアコンが使えるようになっています。地球温暖化で年々暑くなっているので、今後は家庭用エアコンがついてキャンピングカーが増えていくと思います。 ↓この車にもエアコンがついています。