最近キャンピングカーをレンタルしているところも増えてきて、気軽にキャンピングカーを体験することができるようになってきました。
ブログやSNSでキャンピングカー楽しかった!なんて聞くと、一度は乗ってみたいな、ていう気持ちにもなります。
でも、子供がまだ小さいのにキャンピングカーに乗って大丈夫?
キャンピングカーでどこに泊まったらいいの?とか
初めてキャンピングカーに乗る人にとっては疑問点ばかりだと思います。
今回は初めて小さなお子様と一緒にキャンピングカーを利用するときのことについてお伝えします。
- キャンピングカーにチャイルドシートはつくの?
- どこで泊まればいいの?
- どこ行けばいいのか?
1,キャンピングカーにチャイルドシートはつくの?
キャンピングカーも普通の乗用車と同じように6歳未満の子供を乗せるときにはチャイルドシートを装着しなければなりません。
ベッドがあるからといってベッドに寝かせたまま走行するのはアウト。
道路交通法に違反しているのはもちろんのこと、急ブレーキや急ハンドルの際、ベッドから落っこちて大変危険です。
キャンピングカーをレンタルするお客様からチャイルドシートはつきますか?とよく聞かれます。
答えとしてはチャイルドシートによって取り付けできるものもあるし、つかないものもあります。
つかないものとしては、シートベルトを使って固定するタイプではなく、専用の固定装置(ISOFIX式)でつけるタイプのチャイルドシートです。
キャンピングカーの座席はISOFIXに対応していないので取り付けできません。
つくものとしては2点シートベルトで固定するチャイルドシートです。
このタイプはほとんどのキャンピングカーに使用可能です。
3点シートベルトで固定するタイプのチャイルドシートはキャンピングカーによっては2点シートベルトしかついていない場合があるので、つかないことがあります。
キャンピングカーに3点シートベルトが付いているか確認したほうがいいです。
2,どこで泊まればいいの?
道の駅や高速道路のパーキングエリアなどで車中泊しているキャンパーが多いですが、
小さなお子様と一緒に旅行するときはおすすめできません。
道の駅やパーキングエリアは休憩するための駐車スペースなので車が頻繁に出入りしています。
キャンピングカーを一歩出れば外は車が走る道路なのです。
パーキングエリアではトイレを我慢していて一刻も早く車を停めたい人もいるでしょうし、仕事中で急いでいる人や、運転で疲れて注意力散漫なドライバーもいます。
夏の道の駅では地元のヤンキーの若者が集まってたまり場になっていることもあります。
では、どこで泊まるのがいいかというと、オートキャンプ場が一番おすすめです。
オートキャンプ場は車の出入りがほとんどないので外に出て走り回っても車にひかれる心配はありません。
オートキャンプ場は自然に囲まれたて緑豊かな場所にある事が多いので、自然に触れることが少ない都会生活の子供はのびのびと周りを走りまわり、元気にはしゃいでいます。
オートキャンプ場に泊まるときはAC電源付きの区画にしたほうがいいです。
キャンピングカーに外部から電源をとると車内でAC電源が使え、
電子レンジが使えたり、自宅の炊飯器を持っていけば簡単にお米が炊けます。
キャンピングカー1台で1泊3,000円~7,000円くらいしますが、安全でゆっくり過ごせることを考えると高くはありません。
3,どこに行けばいいの
どこに行くかはキャンピングカーの使用目的によってそれぞれ異なると思いますが、小さな子どもがいるときは、純粋に、キャンプを楽しむのがいいです。
キャンピングカーをレンタルしたお客様で弾丸ツアー的な使い方をしている人がいます。
1日500キロ~600キロ走っていて、これだけ走ると1日中走っている感じだと思います。
小さな子供を連れて長時間運転するのはおすすめしません。
いくら車内が広いキャンピングカーとはいえ、長時間座席に座ったままでいるのは子どもにとってはきついです。
特に乳幼児の場合,車の振動などが体に負担になるので控えたほうがいいです。
観光地をあっちこっち見て走り回る旅行よりも、近場のオートキャンプ場でゆっくりとキャンプをするのがいいです。
テントを張ってキャンプするのはそれなりに準備や知識、経験が必要ですが、キャンピングカーならそんな知識は不要で、気軽にキャンプを楽しむことができます。
キャンピングカーの体験は子供にとっては特別なようです。
帰ってきてからも、「パパ、今度いつキャンピングカーに乗るの?」とせがまれること間違いありません。