キャンピングカーをレンタルして旅行に行く時、せっかくレンタルするのだから最大限にキャンピングカーの旅行を楽しみたいですね。
そのためには旅行の計画が大切です。
旅行計画の良し悪しによって楽しい旅になるかつまらない旅になるか決まってしまうこともあります。
ここではキャンピングカーをレンタルして旅行の計画をたてることについてお伝えします。
1,紙の地図を活用する。
最近はスマホやパソコンで簡単に地図を見ることができます。
しかも、目的地を入力すれば経路と時間が一瞬で出てきてとても便利です。
最短時間で目的地に向かうのでしたらいいですが、目的地に向かうだけが旅行ではありません。
到着までの行程も楽しみたいものです。
そこでおすすめなのが、紙に書かれた地図を見ながら計画をたてること。
地図の縮尺としては10万分の1~30万分の1くらいの道路地図がいいです。
書店に売っている道路地図を買ってくるのが一番いいのですが、なければ旅行ガイドブックの巻頭や巻末に掲載されている地図でも構いません。
穴場スポットを発見できる
紙の地図はインターネットでは分からなかったことがいろいろとわかってきます。
紙の地図を眺めて計画を立てていると、「ここ面白いよ」「立ち寄ってみてよ」と地図がささやいてきます。
実際に地図がしゃべるわけではありませんが、面白そうなところがふと思い浮かぶのです。
こういったところがあったらぜひ行ってみましょう。
行ってみたらつまらないこともありますが、ネットでは載っていない穴場的な場所が見つかる場合もあります。
景色の良い道を発見
インターネットで目的地まで検索するとそこまでの最短ルートがでてきます。
最短ルートだと景色が良くないただの道かもしれません。
せっかくならちょっと遠回りしても景色の良い道から行ったほうがいいことがあります。
紙の地図なら良いルートを見つけることができます。
例えば釧路から根室に行く場合
ネットでルート検索すると国道44号線を通る最短ルートを示します。
ネット検索だけでルートを決めたらこの国道44号線を通ることになるでしょう。距離も時間も最短距離です。
しかし、紙の地図を見るともう一本海岸線沿いに道があります。
展望台や岬や湿原等がありなんか良さそうな道です。
実際、乗用車で走ったことがありますが太平洋を右手に見ながら美しい海岸線沿いの道です。
国道44号線を通る最短ルートより時間、距離もかかってかかってしまいましたが、景色がよく走っていて気持ちのよい道でした。
ネットで検索しただけならこの美しい道を知らずにいたでしょう。
2,無理な計画は立てない。
あそこも行きたい、ここも行きたいと行動予定を詰め込みすぎると計画に無理が生じます。
もし、毎日500キロ以上移動する旅行をたてていたのなら無茶な計画です。
一時間に60キロ移動するとして8時間移動時間は一日中ずっと走っている感覚だと思います。
運転している人は運転していて楽しいかもしれませんが、同乗者もずっと移動ばかりでは疲れます。
走ってばかりだとせっかくのキャンピングカーも走っている思い出しか残らなくてもったいないです。
3,計画はアバウトに
計画はあまりきっちりと立てなくてもいいです。
8:30に横浜を出発、9:00 海老名サービスエリアでトイレ休憩、9:15 サービスエリア出発 、10:00 御殿場インター下車、11:30 河口湖でほうとううどんを食べる、 12:15 昼食終了、12:30 鳴沢氷穴見学、13:30 富嶽風穴見学・・・。
なんて細かく計画しても出発早々、予定とずれてしまうと思います。
いろいろとトラブルがあるのが旅行です。
詳細に計画を立ててもその通りにはいかず、1年の初めに立てる「今年の目標」のようになってしまいます。
がんばって計画通りに行動しようとすると、焦ったり時間に追われたりしてストレスがかかり、計画を実行するだけのつまらない旅行になってしまいます。
普段の日常生活では時間を守ることは大切ですがキャンピングカーで出かけたときくらいは時間や予定を気にせず自由に行動したいものです。
4,第2案を用意しておく
目的地があらかじめ決まっている場合は無理ですが、できれば旅行の第2案を用意しておくとよいです。
出発当日になって目的地の天候が悪くなることもあるし、急に別の場所に行きたくなることもあります。
別の案を用意しておけばあわてずそちらに変更することもできます。
特に紅葉狩りのときは、年によって紅葉するのが早かったり、
遅かったりするのでもう一つの旅行案があれば一番紅葉がきれいな場所に行くことができます。
最後に
どこ行こうか、どこの温泉入ろうか、何か美味しいものはないかなと旅行の計画を立てるのは楽しいですね。
キャンピングカーは宿の予約が不要なので旅行中でも行き先を変更できるところが良いところです。
無理な計画を立ててしまうとせっかくの旅行が台無しになってしまうので余裕を持った計画をたててキャンピングカーの旅を楽しみましょう。