キャンピングカーには普通の自動車にないものがいろいろついています。
今回はこれぞキャンピングカーというものを6つ紹介します。
1、FFヒーター
FFヒーターとは暖房のことです。
FFヒーターのいいところはエンジンを切っていても使えることです。
普通車の暖房はエンジンを切って使うと10分位でバッテリーがあがってしまいます。
普通の車で暖房するならエンジンをかけたままアイドリングしなければなりません。
でも、アイドリンしたまま停車するのは無駄なCO2を排出し、地球環境に良くないし、
エンジン音もうるさいのでやめたほうがいいです。
そんなときにFFヒーターは威力を発揮します。エンジンを切っていても暖房できるのです。
燃料は何を使っているかというとガソリンタンクに入っているガソリンです。
ディーゼル車の場合は軽油になります。
FFヒーターはガソリンを燃料にした石油ストーブのようなものです。
もし、車の中で石油ストーブを使ったら一酸化炭素中毒の危険があり、大変に危険です。
ですがFFヒーターは車の外から空気を取り入れ、排気ガスは車外に放出するため、
排気ガスが車内に入ってこないので安全です。
エンジンを切って一晩つけっぱなしにしてもガソリンは、1~2リットルしか減らないとってもエコな暖房です。
このFFヒーターがあれば、たとえ外が雪降っていて、氷点下の気温でもキャンピングカーの車内はポカポカです。
2、サイドオーニング
サイドオーニングとは車の横についている日よけです。
夏の日差しが強いとき、サイドオーニングは直射日光を遮ってくれるありがたいアイテムです。
しかも、サイドオーニングの下でテーブルや椅子出して座ると、「あー、キャンプしてるなー」とキャンプ気分が盛り上がります。
走行中は丸まってケースに入っていますが、使うときに棒を引っ掛けてくるくる回すとオーニングが出てきます。
サイドオーニングは風や雨に弱いので注意が必要です。
オーニングの足を固定せずにちょっとでも風が吹いてしまうとオーニングが風にあおられて付け根から折れてしまいます。
また、雨が降っているときは、「雨よけになって便利だなぁ」と油断していると、オーニングに雨水がたまり、
重さでシートが破れたりオーニングの腕が折れてしまいます。
雪が降っているときも積もった雪の重みでオーニングが折れてしまいます。
こわれやすいので、使い方に注意が必要です。
3,ベッド
何といってもベッドがあるのがキャンピングカーの最大の魅力です。
運転席の上にバンクベッドがあったり、後ろの座席を平らにするとベッドになったり、二段ベッドがついていたり。
キャンピングカーの中で4~7人寝ることができます。
キャンピングカーがOKな場所でないと泊まることはできませんが、
ベッドがついているのでどこでも泊まることができます。
キャンピングカーで泊まる場所についてはこちらを参考にしてください。
車の壁の一歩外は自然が広がっている、なんて考えるとちょっとドキドキします。
ホテルや旅館などの宿泊施設とは一味違う非日常体験が味わえます。
4、水道
車に水道がついているのはとても便利です。
手を洗ったり、歯を磨いたり、特に小さな子供がいる場合は
ジュースこぼしたりして汚すので水道があると重宝します。
オムツを交換するときなんかも水道があると嬉しいです。
キャンピングカーの水道は自宅の水道と違い、
車内のタンクに貯めた水なので、大切に使いましょう。
5、テーブル
テーブルがついていると車内で食事ができます。
キャンピングカーの中で食事を作ってもいいし、お弁当を買ってきて食べてもいいし、
普段はレストランなどで食事をしていると思いますが、
たまにはいつもとは違ったシチュエーションで食事するのもいいものです。
テーブルがあると、トランプしたり、ぬり絵したり、夏休みの宿題をしてもいいし、ノートパソコンを広げて
仕事もできます。
寝るときはテーブルを片付ければベッドになります。
6,トイレ
トイレは付いている車もあればついていないクルマもあります。
あったほうがいいと言う人もいるし、ない方がいいと言う人もいます。
普通に日本で旅するならいろいろな場所にトイレあるのでそれほど困りませんが、
急にお腹が痛くなったり、子供がオシッコ!と足バタバタさせた時はトイレがあると安心です。
以上、普通車にはなくてキャンピングカーにあるのもを紹介しました。
キャンピングカーには他にもいろいろなものがついています。
シャワーがついている車もあるし、電子レンジ、冷蔵庫、テレビなどもあります。
普通の車とは違うキャンピングカーを体験してみてはいかがでしょうか。