今年の夏、わが家は特別な冒険に出かけました。12歳の息子と7歳の娘を連れて、キャンピングカーで向かったのは、新潟県苗場スキー場で開催されたフジロックフェスティバル! 音楽の祭典というだけでなく、家族みんなで自然を満喫する最高の旅となりました。
広がる自然と音楽の融合
苗場に到着してまず驚いたのは、その壮大な自然です。広々とした会場には、緑豊かな木々が立ち並び、清らかな川が流れています。フジロックは音楽を聴くだけでなく、こうした自然の中で過ごせるのが大きな魅力だと改めて感じました。
到着してすぐに、子どもたちは会場内を流れる川に夢中になりました。透き通るような冷たい水に足を入れると、夏の暑さもどこへやら。石を積んだり、小魚を探したりと、普段の生活ではできない体験に大興奮です。息子はTシャツがびしょ濡れになるのも気にせず、夢中で水遊びを楽しんでいました。娘も最初は足だけつけていましたが、次第に大胆になり、膝まで浸かって歓声を上げていました。
ドラゴンドラで空中散歩
ある日は、会場から少し足を延ばしてドラゴンドラに乗りました。日本最長のゴンドラということで、子どもたちはゴンドラが動き出す前からワクワクが止まらない様子。ぐんぐん標高を上げていくと、眼下には苗場の豊かな自然が広がり、まさに空中散歩。まるで鳥になったかのような気分です。
高原でのびのびとスポーツ
ドラゴンドラを降りた先には、広々とした高原が待っていました。ここでは、持参したボールを取り出して、息子とキャッチボールをしたり、娘とサッカーをしたりと、思いっきり体を動かしました。普段はなかなか広い場所で思いっきり遊ぶ機会がないので、高原の開放的な雰囲気の中で、子どもたちの笑顔が弾けます。特に印象的だったのは、息子がキャッチボール中に見せた真剣な眼差しです。日頃の運動不足も解消され、家族全員でリフレッシュできました。
キャンピングカーがくれた自由
今回の旅で大活躍したのは、何と言ってもキャンピングカーです。広々とした車内は、移動中の休憩スペースにもなり、夜は家族みんなでぐっすり眠れる快適な空間でした。子どもたちは、自分たちの秘密基地ができたようで大喜び。好きな時に好きな場所へ移動できる自由さは、子連れ旅行には最高の選択だと実感しました。
フジロックは単なる音楽フェスではなく、家族の絆を深める素晴らしい機会を与えてくれました。大自然の中で音楽を楽しみ、川で遊び、高原で走り回る。キャンピングカーでの移動も含め、すべてが忘れられない夏の思い出となりました。来年もまた、この特別な冒険に出かけたいと、家族みんなで願っています。